結婚式や前撮りの準備をしていると、「撮影指示書」って必要かな?と迷うことありませんか?
このテーマ、業界でも結構よく話題になります。
結論から言うと、ケースバイケース。
ただカメラマンの私から考えると、デメリットもあるので、ちょっと見てみて欲しいです。
撮影指示書があるとどうなる?
指示書があると、カメラマンは「これをちゃんと撮らなきゃ!」って確認しながら動く必要があります。
撮り逃しも絶対にできないので、何度も確認しながらの撮影となります。
これ、実は撮影の流れや撮影の瞬発力をちょっと遅くしちゃうんです。
結婚式って、シーンが次々と移り変わっていって、カメラマンの瞬発力が必要な撮影です。
ただでさえ一瞬一瞬が大事なのに、指示書を見ている時間が増えると、最高の瞬間を見逃してしまう可能性が…。
たとえば、「今すごく素敵なシーンだ!」と思ってシャッターを切りたいタイミングで、
「あ、指示書のカットを優先しないと」となることも。
これ、もったいないです。
特に結婚式は何がいつ起こるかの完全予測はできないし、
思いもよらないタイミングで、感動的なシーンが起こったりします。
だから、カメラマンの現場の瞬時の判断がすごく大事で、
何が起きてもすぐ動けるように、常にアンテナを張って動いています。
じゃあ撮影指示書は要らない?
私の結論はこうです。
「撮影指示書なんかいらないくらい、信頼できて好みが合うカメラマンを選ぶことが一番!」
正直、これが全てです。
事前にしっかり打ち合わせをして、「こんな雰囲気が好き」「こういう写真を残したい」って伝えておけば、
細かい指示なんてなくてもバッチリ対応してくれます。
ただ、指示書が役立つ場合もある
どうしても指示書を作りたい場合や、作った方がいいケースもあります。
たとえば…
- 当日どんなカメラマンが来るか分からない場合
結婚式場が提携しているカメラマンだと、誰が来るか分からないこともありますよね。
この場合、簡単な希望を書いた指示書があると安心かも。 - 希望を「参考程度」に伝える
指示書を渡すなら、「絶対にこれ撮って!」ではなく、「こんな感じで撮ってくれたら嬉しいです!」くらいの軽いトーンで。あくまで、優先は現場の判断にして、カメラマンが現場の雰囲気を優先できるようにしておきましょう。
事前に確認しておきたいこと
ちなみに、結婚式場やプランによっては、こんなルールがあることもあるので、
理想のカメラマンを見つけても、そもそも会場に持ち込めねいケースもあります。
これらは契約時に必ず確認しておきましょう。
- カメラマンの持ち込みがNG
- 持ち込みには追加料金がかかる
- 指名できるカメラマンが限られている
これらは事前にしっかり確認しておくと安心です。
まとめ:撮影指示書よりも大事なこと
結婚式や前撮りの撮影で一番大事なのは、 「カメラマン選び」と「事前打ち合わせ」 です。
撮影指示書がなくても、自分たちの要望や雰囲気をちゃんと伝えれば、カメラマンはその場で最高の写真を撮ってくれます。
もし指示書を作るとしても、軽い希望をまとめる程度でOK。
その場の自然な感動やリアルな瞬間のほうが圧倒的に大事です。
素敵な写真がいっぱい残る、最高の結婚式や前撮りになりますように!
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